駐車場建設のデメリットとは

日本が車社会である以上、駐車場がなくなることはなく、土地活用としての駐車場経営には、メリットが多々あるように見えます。確かに、小スペースでも建設でき、しかも、投資額が少なく済み、他への転用が効くという点で、非常に利用しやすい土地活用の一つです。

しかし、すべてのことにメリットとデメリットがあるように、駐車場経営にも、デメリットがあります。まず、言ってしまえば、どこにでも作れる駐車場ですが、一歩間違えれば、地域住民とのトラブルが頻発する可能性があります。

たとえば、住宅街の真ん中に、駐車場を建設に、隣家と境界が接していれば、それだけ排出ガスが隣にも蔓延し、クレームの元になります。、さらに、アイドリングなどが頻発すれば、地域住民にも、非常に迷惑がかかります。基本的にだれが利用しても問題ないというのが、日本が自由主義社会である由縁ですが、いたずらなトラブルを引き起こしていいという訳ではありません。

いずれの土地活用にも言えますが、十分立地予定地の環境を考慮することが大切でしょう。しかし、駐車場経営の最大のデメリットと言えるものは、収益にも関わってくることです。すなわち、税金が高くなっているということです。家を所有している人には、必ず固定資産税が掛かりますが、駐車場の場合、一般住宅とはかなり異なっています。居住用の土地と比べ、実に6倍の固定資産税が掛かります。

単純に考えて、ほとんど更地のようでも、一旦駐車場として経営されれば、それだけの税金がかかるということです。これは、非常に大きなデメリットとも言えるでしょう。しかし、そうは言っても、駐車場の需要は、衰えることはありません。最近の駐車場は、マンション経営と同様、建設技術が進み、狭いスペースでも利用できる立体式のものが増えてきました。

ネズミの遊び道具でもある風車にように、複数台の車が中のゴンドラに乗って、それぞれ稼動でき、自分の車の出し入れを行うようになっているものです。また、立体式と同様、地下駐車場の数も増えています。日本のような国土の狭い土地柄では、上に向かうか下に向かうかで、利用空間を広げているともいえるでしょう。それには、しっかりとした技術力が必要とも言えます。このように、駐車場の未来に衰えは見られませんが、他の土地活用と同様、自分の立地したい場所の環境などを考慮し、今現在、最大限効果のある方法を選択することが重要であるとも言えます。