景気は深い関係がある

90年代初頭に日本経済のバブルが始め、地価が急落しました。それまでの土地ブームが一気に去ってしまい、瞬く間に日本経済が急落しました。わきにわいていた日本経済であり、日の沈まぬ国などと言いながら、結局は、世界でも一段と影の薄い国となりました。

現在、2008年秋から続く世界同時不況下であり、建設事業も不振を極めていると言えるでしょう。そういう時期に、土地活用を行うのは、あまり好ましいことではないかもしれません。

たとえば、自分が100万円で売れると思っていても、その意思に応じるような需要があまり見込まれません。バブル期は、土地売却の広告を出せば、特別何もしなくても、お客が訪れました。けれども、不景気になれば、財布のひもを締めるのが、人々の通常の経済行動です。バブル期のようなことを念頭に置けば、土地活用も上手くいかないと言えるでしょう。そうは言っても、いくら不景気でも、需要はあります。

たとえば企業の設備投資が伸び悩んでいると言っても、伸びがないだけで設備投資をしない企業がまったくない訳ではありません。また、建売住宅などもあり、自分の家を買いたいと思う人が途絶えることはないでしょう。逆に、不景気は企業においては足場を築く絶好のチャンスと見るところもあります。また、家などを求める人も、買い時と考える人もいます。

さらに、投資の世界においても、不況期こそ儲けるチャンスと考え、株の買い占めに走る人もいます。1929年の世界大恐慌期に、ケネディ元大統領の父であるジョーゼフ・ケネディは、株の買い占めなどを行い、家系が生活に困らない程の儲けを得たと言います。それらの根底には、不況期こそ、安売りの時期であり、買うのが得策である、と思っていることです。、仮に不景気に人生たった一度の土地売却をと考えているのであれば、あまり行わない方がいいかもしれません。

けれども、この時期に一旦土地活用をし、次の好景気になった時、それに見合った活用をするというのであれば、全体的に価格が落ち込んでいるこの時にこそ、土地活用を行うチャンスと言えるでしょう。ただし、現在の日本経済は、デスレスパイラルとも言われています。スタグフレーションという不景気でも価格が高騰する景気サイクルに陥っていると言われています。もし土地活用を考えているのであれば、現在の景気を鑑みることも、当然必要と言えるでしょう。