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土地活用をしないデメリットとは
土地活用は、土地などの実体に手を付け加えることのみではありません。土地活用をしないということも、立派な土地活用と言えるでしょう。けれども、物事には、メリットもあれば、デメリットもあります。土地活用をしないメリットの一つは、相続時の原資にできることですが、それが裏目に出る場合があり、最大のデメリットにも成り得ます。
すなわち、農地である場合、相続時に売却や物納ができないことがあることです。これは、農地に関する法律とも関係することですが、農地は一般の土地とは違った性格を持っているため、税金においても、特殊事情が出てしまうと言えます。また、土地活用をしないデメリットには、地域の安全性の確保などにもあるでしょう。これは、地域の景観とも関係しますが、たとえば、昔ながらの長屋風情の住宅を何軒か持っていたとします。
懐古風であり、地域からもまた他所の住民からも愛されていたとしても、その住宅があるために、道路の曲がり具合が急で、見通しが悪く、自動車事故が多発しているということであれば、そういう住宅を売り払った方が、安全面に貢献できる場合もあります。また、広い農地を有し、地域住民の人口が増えたとしても、なかなかその農地をうらず、地域の住宅戸数がなかなか増えないという自体であれば、視点を変えれば、社会貢献度が薄いとも言えます。
こうして見て来ると、土地活用をしないことのデメリットには、社会との関係が強いかいま見える部分もあります。最も、社会との関係は、土地活用をしないことばかりでなく、通常思い浮かべる土地活用においても、あてはまることでしょう。たとえば、駐車場経営は、投資額が少なくて済み、手の出しやすい土地活用です。しかし、駐車場を建設したおかげで、騒音問題が発生したり、あるいは、地域の景観とマッチしない場合の問題が起きることもあります。土地は、個人の資産です。しかし、限りある国土の中で所有していることも確かです。土地活用は、個人行為ですが、一旦行おうとすれば、公的な意味合いを含んでしまうことも、十分認識しておく必要があるでしょう。